宝塚歌劇 月組

月組公演『夢現無双』『クルンテープ』劇場観劇 (5/12)

タイトルの日付を間違えてたので修正(5/11→5/12)

どうも、
そむくくです。

大劇場公演のライブビューイングを見て以来、劇場では初観劇になります。

ライブビューイングではあまり良い印象がなかったのですが、実際の舞台は少しは良いのかなと期待半分で劇場に向かいました。

 

ライビュ記事
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宝塚歌劇 月組 大劇場公演『夢現無双』千秋楽ライブ中継

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夢現無双

 

 

大劇場のライブビューイングで感じたことと変わりませんでしたねぇ。

ストーリー展開が変わるわけないし、当たり前っちゃ当たり前です。

多くのエピソードを深掘りすること無くダイジェストにして繋ぎ合わせて、巌流島の決闘まで一気に進行。

これでは全く深みが無くて…

それに、美弥さんの退団公演なのに、彼女の見せ場が殆ど無い。

それがホントに残念。

美弥さん演じる小次郎は武蔵が強くなっていくのを待っているだけ。(武蔵に助太刀したことはあったけど、基本は待ち)

だから巌流島以外は出てきても通りすがりって感じで物足りない。

いや、これでも出番を増やしたのかな?

本来なら通りすがりでさえ出てこないのかも…

 

公演が始まる前は、武蔵と小次郎の2人に焦点を当てた2本柱でストーリー展開していくと思ってました。

というか、それを勝手に期待してたんですよね。

実際は公式サイトの解説の通り、武蔵の生涯を描いてて、小次郎はその中のひとコマでした。

ん〜〜〜、激しく消化不良です。

1時間半で生涯を描くって、映画だってもっと尺とりますよ。

欲張りすぎです。

もっと焦点を絞らなきゃ。

 

あ、良くなってたことが1つだけ。

美園さんのお化粧が健康的になってた。

ライビュでは病人かってくらい青白く見えてビックリしたんですよね。

あれは照明の影響だったのか、カメラの設定の問題だったのか。

とにかく良かった、よかった。

 

レビュー『クルンテープ』

ライビュで見たものは何だったのかと思うほど、いい意味で別モノに見えて良い収穫でした。

 

これはライビュの限界というか、

全体の中の一部を切り取って見せざるを得ないってのはライビュの宿命。

しかも自分の意のままにならないカメラワークで、ショーでは致命的。

観たいものが観られないし、視点が1箇所でないから1つの流れとして楽しめないんですよね。

やっぱり劇場が一番です。

 

おまけに今日は舞台全体がよく見える2階席からの観劇、

衣装が独特で派手で華があって「ショーを観てる」って感じが気分を盛り上げくれました。

ただ、ボクシングの場面だけは2度目でも意味不明でしたけどね。

あれ要る?

 

あとはね、ライビュで

こんな場面あったっけ?

素敵なダンスだなあ、でも記憶に無いなー

ってことが沢山あって(笑

いちいち驚いている自分を楽しんでたりして。

でもこんな楽しみ方は間違ってますよね (笑

 

楽しみ方ということでもう1つ。

2階から見下ろすようにみた美弥さんのお顔、フェイスラインがそれはそれは美しいラインをしていらっしゃる。

そのフェイスラインとお顔のパーツのバランスが少女漫画のそれですよ。

そう、バランス。

美弥さんの場合、このバランスが眼福、至福ですよね〜

 

 

それでは、また。

 

 

-宝塚歌劇, 月組