平成最後のゴールデンウィークは、この作品でスタートです。
どうも、
そむくくです。
マーベル・シネマティック・ユニバースの超大作、アベンジャーズ/エンドゲームを観てきました。
映画だけを見ての感想になります。
マーベルコミックを読んでいれば、もっと違う感想になると思うけど、日本に居てマーベル・コミックを読むことなんてまず無いからさ。
チョットだけネタバレしています。
ネタバレ勘弁な方は、ここで離脱してください。
それでは行きます。
全体的に
前作のインフィニティ/ウォーズを観たら、誰でも想像つくような展開でした。
余りにベタすぎて、ホントにこの展開で来たかと逆にびっくりです。
それでも理論展開が独特で、そこからのストーリー展開はよく考えられてました。
個性的なキャラクタそれぞれに見せ場が用意されてるのも良いです。
今日観たのは吹替版で最初だけ違和感があったものの、これは直ぐに慣れました。
吹替版にしたのは、字幕を観なくてもいいのはストレスフリーだから、こちらのほうが集中出来て字幕版より楽しめると踏んだんから。
それでも、3時間はキツかったけどね。
字幕版はまだ別途観るので、字幕版と吹替版の違いはその時に記事にします。
ここが素晴らしい
ちょこちょこと、心憎い演出が散りばめられてるところ。
こればかりは観ないと分からないです。(関連作品を観ていないと分からないです)
ラストは素敵でしたね。
背中だけが映ってて、あの人は誰?と思っていたら、まさかの人でした。
いや〜あれは想像できなかったわ。
やられたね、上手いな〜。
あのシーンのために、今までにアベンジャーズ・シリーズがあったのではないかと思わせるに十分過ぎるほどの説得力がありました。(ホントは違うと思うけど)
アベンジャーズ・シリーズの集大成に相応しい見事な終わり方だったと思います。
ここが残念(超個人的)
映画アベンジャーズのシリーズの中ではソーが持っているハンマーは、ソー以外は持ち上げられない設定だったんだけど(1人だけ、ヴィジョンって奴が持ち上げたことがある)、この作品のクライマックスでキャプテン・アメリカがハンマーを持ち上げた時に、嗚呼、やっぱりアメリカ万歳なんだなぁって、シラケちゃった。
あそこは、まだまだここからだぜ!って言わんばかりの、多分この作品の中で一番の見せ場で盛り上がるシーンだと思うんだけど、自分はダメでした。
ここでアメリカ万歳やるか?って。
キャプテン・アメリカ自体がアメリカ万歳なキャラクタだし、ハリウッド映画だから正しいっちゃ正しいんですけど、やっぱり気に入らない。
ここがダメだ
キャプテン・マーベルだけが浮いている。
あまりに強すぎて他のキャラとバランスが取れないんですよ。
だから扱いが雑。
アベンジャーズがとことん追い込まれて、もうダメだーって時に突然現れて「はい、これで形勢逆転ね」っていう使い方しか使い道がない。
彼女には一瞬で勝利する程のチカラがあるんですけど、それじゃ尺の3時間持たないし(笑
SF娯楽大作の悲しさか、頭を使った見事な展開は期待できないんですよね。
ヴィジュアルとパワーだけで強引に押し切ることしか出来ないから、一見面白い様に見えても途中で飽きてくる。
今作のクライマックスなんてヒーローが暴れるだけのパワー一辺倒のアクションがダラダラ続くだけ。
一番盛り上がるはずのところが、一番つまらない(自分比)。
途中で、いつまでやるんだろって、ため息でました。
まだ観ていない方へのアドバイス
前作のアベンジャース/インフィニティ・ウォー は絶対観ておきましょう。
今作はインフィニティ・ウォーの続編だからね。
余裕があればマーベル・シネマティック・ユニバースのうち、以下の作品を観ておくとより楽しめます。
ドクター・ストレンジ
英国の名優ベネディクト・カンバーバッチが主演した作品です。
クライマックスに空間に穴が空くような映像が出てきますが、『ドクター・ストレンジ』を観ていないと何のことやらワケが分からなくなります。
キャプテン・マーベル
つい最近公開されたばかりの作品です。
キャプテン・アメリカとかアイアンマンのようなメジャーなキャラクタじゃ無いのに、めちゃ強いので、知らないとあの人誰?ってなります。
出番は少ないのに、派手な活躍をするので知っておいたほうが良いです。
アントマン
今回のアベンジャーズのストーリー展開において、大きなヒントを与えた作品です。
作品自体が楽しいので娯楽として観ておくのも良いかと。
キャプテン・アメリカとアイアンマンを知らない人は、そもそもこの作品を見ちゃダメです。
他のキャラクタはググって調べる程度でOK。
こんな人は観ちゃダメ
アベンジャーズ・シリーズを観たことがない人。
無謀です。
登場人物を知らないと全く楽しめない作りなのでお金の無駄です。
この作品は3時間あるので、この間じっと見ることが出来ない子供を連れての鑑賞は止めたほうが良いです。
途中でグズられると周りに気を使って大変なことになります。
あとね、たま〜に映画館で観るのはもう止めようかと思う時があるんだけどさ、こんな人がいると。
ポップコーン、がさがさマン。
コンビニの袋、がさがさマン
いちいち解説、ペラペラマン。
あんたたちに言いたい。
ここ(劇場)はお前の家じゃない。
ここで食べなくても死にはしないよ。
飲食物一切販売しない、持ち込み厳禁、持ち込んだら出入り禁止な映画館ができたら、迷わず行き付けにするんだけどなあ。
それじゃ、またね