映画

『ファースト・マン』を観た

どんなお話?

アポロ11号の船長で人類初の月面着陸を成し遂げたニール・アームストロング。

アポロ計画の前段階であるジェミニ計画から月面着陸までを彼の視点で描いた話。

で、どうだった?

劇中ほとんどが顔のアップで、しかもカメラが固定されておらず、常に揺れている。

ニールの追体験をする作品とも受け取れるけど、揺れるカメラの影響で観てて気分が悪くなってくる。

苦行。

とても作品に入り込めない。

これが船内ならまだいいのですよ。
機体の振動、特殊な環境の描写に必要だと理解できるから。

でも地上にいるときでさえ顔のアップとカメラの揺れ。

これがなんなのか、さっぱり解らない。
見てて嫌になる。

ということで、映像は自分にとっては最悪でした。

しかし、音はとても怖かった。
音ってのは、
ミュージックじゃない。
サウンド?う〜ん微妙。
ノイズ?そう、ノイズ。だから怖い。

  • 機体が軋む音(純粋に怖い)
  • ロケットエンジンの轟音(あれは爆発音以外の何物でも無い)
  • アラーム音(焦るよね)
  • 無線通信の音(ミッション実行中って感じがいいっス)
  • 宇宙空間での無音(この無音がクライマックスで素晴らしい効果を発揮します)

自分にとっては、これは素晴らしいノイズの映画でした。

まとめ

面白い・つまらないの尺度で観る作品とは違うかな。

カメラさえ気にならなかったら、未知への挑戦をする男とその家族の目撃者となる、という見方が出来るのではないかと思います。

んじゃ、またね。

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