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映画 実写版『シティーハンター』デラックス吹替版完成披露上映を観てきた

どうも、
そむくくです。

フランスで実写化した北条司の原作漫画『シティーハンター』の『デラックス吹替版』完成披露上映を観てきました。
ネタバレしない程度に書きます。
あくまでも私の感覚であることをご容赦願います。

 

上映前の場内ではTM NETWORKのGet Wildが流れていて、期待値が否応なしに上がります。

再現度が凄いという話を聞いていたのでかなり楽しみです。

 

吹替版の声優さん

主要キャラを吹替した声優は、

山寺宏一(冴羽 リョウ)
沢城みゆき(槇村 香)
玄田哲章(海坊主)

アニメ版の神谷さんと伊倉さんではありませんでしたが、これは心配無用でした。
もう絶品です。
全く違和感のない素晴らしい出来です。
神谷さんの声は特徴がありすぎるので、実写版は山寺さんで丁度いい感じ。

再現度が超一級

いや〜、噂通り凄かった。
主要3キャラ(リョウ、香、海坊主)は見事というほかないです。
海坊主はCGかと思うくらい漫画・アニメとソックリで笑っちゃいましたよ。

原作では日本人なのに実写はフランス人でぴったりというのが意外ですけど、ホントにお見事。
その上、声優陣が素晴らしくて更に倍。

ストーリー

ん〜、残念。

お色気に時間とお金をかけ過ぎて力尽きた?(笑

クライマックスではちゃんとしたアクションがあるので、あまり突っ込まないようにします。

フランス流お色気コメディが満載

開始早々、心の準備ができていないうちに「もっこり」ワードが出てきて思いっきり引きました(笑
しかもその後、素っ裸で仰向けになっている男性の股間に拳銃がある絵になるし(汗

フランスというお国柄なのか、メインストーリーの重要アイテムが媚薬(香水)で、それに絡めてのお色気が満載です。

でもねえ、そのお色気が強引なんですよね。
お色気要素で笑いに結びつけようと必死なのが逆に痛い。
笑える場面もありましたけど、痛いシーンも多いのが残念。

ストーリーがアレだけに、90分をお色気だけで引っ張るのは無理があったか…

第一級の再現度を以て漫画・アニメに忠実にした結果、逆にお色気コメディが浮いているように感じます。

このフランス流お色気コメディが受け入れられるかどうか、これが全てだと思います。

吹替版での名前は日本名

俳優は日本人ではありませんが、吹替版では日本名で呼ばれます。
まあ、日本公開ならこれで当たり前なんですけど、リョウとかカオリはまだ良いのですが、カオリの兄の名前を日本名(秀幸)で呼ばれてもピンと来なかったな。
字幕版があるとすれば、これは現地(フランス)の名前で呼ばれるはず。
エンドロールも現地名だったし。

字幕版だと「もっこり」はどうなるんでしょうね。
「MOKKORI」ってなるのかな?(笑

原作ファンへのプレゼント

私の感覚では痛いお色気コメディだったけど、再現度だけは思いっきり楽しめました。

原作を知らない人が楽しむ作品ではありません。

この作品は原作ファンへのプレゼントと考えればいいと思います。

 

 

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