どうも、
そむくくです。
タイトルだけ見ると東京にバウホールを作る計画が有ったかのようですが、これがどういう事なのかは最後まで記事を読んでいただければお解りいただける事と思います。
東京でバウホール公演が観たい
劇団のサイトを見るとバウホール公演で面白そうなもの、これは是非観たいと思うことがよくあります。
最近でいうと『龍の宮物語』、観たいなあ。
でも、東京組の私にはムラ遠征のハードルはとっても高い。
余程のことがない限り手が出せないです。
それもあってか、今まで私はバウホールで公演を観たことがありません。
『龍の宮…』は見送りです。(いつも見送りだよ)
SNSでその評判を見る度に東京にもバウホールが有ればなあと思うのです。
時は2018年3月29日
東京宝塚劇場のお隣に東京ミッドタウン日比谷がオープンしました。
これに伴い同ビル内にTOHOシネマズ日比谷が新規オープンしたのですが、このシネコンを出店するにあたって、どうやら有楽町界隈のTOHOの映画館を統廃合するらしい、という噂を耳にしました。
有楽町界隈の東宝映画館といえばTOHOシネマズ日劇、TOHOシネマズ有楽町、TOHOシネマズシャンテ。
現在は前者2館は日比谷への統合により閉館、シャンテは映画ファンからの強い存続要望が有ったため統廃合されずそのまま運営されています。
さて、有楽町界隈にはあと2つTOHOシネマズの映画館が有りました。
TOHOシネマズスカラ座とTOHOシネマズみゆき座です。
映画館統廃合の話が出てきたときに、私はこの2館は閉館対象であると勝手に勘違いしていたのです。
そして頭に想い浮かべたのが、
この2館が無くなるなら、この箱を利用して東京にバウホールを作れば良いのでは?
名付けて、東京バウホール
※本当は東宝バウホールと言いたい
そう想った一番の理由がこの2館のロケーション。
この2館は東京宝塚ビル(東京宝塚劇場)の地下にあったのです。
これ、スカラ座とみゆき座の壁をぶち抜いて改築すれば出来るのでは?
いやいや、マジでイケるのでは?
実を言うとこの2館には行ったことが無かったのですが、映画館なのでそれなりのキャパはあるだろうという憶測です。
ビジネスとしての収益性やら、舞台装置・機材の搬入搬出など全く考えていない素人の発想ですが、当時は本気でそう考えていました。
結局この2館は閉館にはならずTOHOシネマズ日比谷に統合されて、それぞれスクリーン12、13(別館シアター12、13)となり、私が想い描いた東京バウホールは幻に終わりました。
この2館が映画館として残ることを知ったときにはガッカリしたことを今でも思い出します。
夢幻と言うよりも勝手な妄想で、お恥ずかしい限りです、はい。(^^;)
妄想ついでに調べたところ、統合による改装前のスカラ座は654席、みゆき座は184席だったので箱そのものは結構いい線いってますね (笑
今になって思うこと
宝塚の公演スケジュールを見ると年間通してビッシリです。
こんなスケジュールで破綻しないのかと思うほど過密です。
仮に東京バウホールが竣工したとしても、そこで宝塚バウホール公演を上演する余裕などありません。
外箱公演を見てもその劇場の客席数は優に1000を超えているわけで、どう考えてもキャパの小さい東京バウホールに置き換えることはコスト面でも見合わないでしょう。
元々、宝塚バウホールは若手の登竜門、実験的な公演試行など目的がハッキリしているので、同じものを東京にも作る必要は無いというのも東京にバウホールが無い理由のひとつなのかもしれません。
というか、よく考えたら東宝にはシアタークリエがあるじゃないですか。(座席数609)
しかも東京宝塚劇場の目の前。
東京バウホールを作るということは、シアタークリエをもう1つ作るのかって話になってくる。
こりゃ無駄以外の何者でもないですわ。
そうか、そういうことか。
宝塚バウホールの公演が東京では観られないことは残念ですが、これはもう仕方のないことなのですね。
長々と私の妄想にお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは。