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東京宝塚劇場でレンタルしてるオペラグラスってどうなの?

どうも、
そむくくです。

【2020/11/7 追記】現在新型コロナウィルス感染拡大予防としてオペラグラスのレンタルは中止している可能性がありますのでご注意ください。

2023年5月9日よりオペラグラスの貸出が再開されました。

普段の観劇時にはマイオペラを持参しているのでレンタルすることは無いのですが、今回は試しに東京宝塚劇場でレンタルしてみました。

オペラグラス(以下オペラ)を持っていない方でオペラに興味を持たれた方、今持っているオペラに不満がある方など、この記事が参考になれば幸いです。

※大劇場でも同じモノをレンタルしていると思います。

 

レンタル料金、手続きの仕方

東京宝塚劇場では1階のチケット改札を抜けて右に進んだところにあるインフォメーションカウンターでレンタル出来ます。
レンタル料金は500円ですが、保証金として5000円を一緒に支払います。
つまり、5500円を現金で持っていないとレンタルできません。
保証金はオペラを返却すると返金されるのでご安心を。
(500円硬貨と5千円札で手続きするとスマートで格好いいです)

※キャッシュレス対応かどうかは分かりませんでしたが、返金処理を伴うのでキャッシュレスには未対応なんじゃないでしょうか。

オペラグラスは裸で(そのままで)手渡しされます。
このとき引換券?も一緒に渡されるので、無くさないように大切にに取っておきましょう。
オペラの返却時に、この引換券とオペラ本体を一緒にインフォメーションカウンターのお姉さんに渡します。

オペラを返却するといつもの宝塚の紙製のチケットホルダーをお姉さんから渡されます。
返金された5000円がこの中に入っています。
観劇直後の余韻でいい感じの時に現金を見せないようにしているのが素晴らしい気遣いです。(と言っても結局お金の確認はしますけどね)

オペラを渡される時にカウンターのお姉さんから使い方を知っていますかと聞かれます。
使い方教えてもらえるようなので、知らないなら知らないと素直に答えるのが吉です。
私は知っていたのでお姉さんのレクチャーはお断りしてその場を離れましたが、聞いておけばよかったかな。

ストラップは付いてこない

レンタルして初めて気が付いたのですが、ストラップは付いてきません。
私にはこれが鬼門でした。
私は長時間、膝上にバッグとかモノを乗せるのが苦手です。
手荷物はいつも座席の下に置いています。
この状態でオペラのような小物を膝上に乗せる場合、落とさないように気を使って大変です。
ストラップが無いと拍手や手拍子をする度にオペラのやり場に戸惑ってストレスが溜まって楽しさも半減です。

※膝上にモノを乗せるのが苦にならない方なら問題ないかと。

これがレンタルされたオペラグラス(以降レンタルオペラ)

これがそのレンタルオペラ。
オペラグラスは裸で(そのままで)手渡しされます。

 

ロゴ入り。
確か、組によって色が違うんですよね。(これは星組)

 

小っさ!
軽っ!!

これなら女性も苦にならずに使えますね。(男性が使うには逆に辛いかもしれません)
多分これと同じもの。(メーカーサイトへのリンク

倍率は8倍、対物レンズの直径は 21 ミリ。
明るさは(21÷8)の2乗=6.89

倍率が8倍だと、1階15列くらいからだとロケットがこんな感じに見えます。(感覚です)

お顔はこんなに大きくないですよ(笑
円の直径と身長の関係がこんな感じになります。
男役さんならちょうど全身がピッタリ収まる感じです。

下の写真、右の黒いのが私が普段使っているオペラ。
これが重いし、大きくてね。持ち運びに嵩張るのが大難点。(買い足し検討中)

 

対物レンズの大きさの違い(大きさはオペラを覗いた時の明るさに直結します)

 

下のオペラは倍率8倍、対物レンズは 25 ミリ。
明るさは(25÷8)の2乗=9.76

レンタルオペラは明るさを調整するときにグワッと明るくなることが無くて調整し辛かったです。(逆に言えば明るさは無視して、見易さで調整すればいいってことです)
実際に使ってみると気にはならなかったですが、後でマイオペラを使うと随分明るさが違うと感じました。
明るさの数字でみてもレンタルオペラは暗い事が解ります。(と言っても観劇には全く問題ありません)

あと、レンタルという使用環境から来る個体差かもしれませんが、目当てリングが少し緩くてチョット触れただけでも動いてしまうのが難点でした。
マイオペラは操作系は重くて触れただけではビクともしません。
チョットしたことで調整が変わらないのは意外と都合が良いのです。(重くて操作性が悪いと感じる人もいるかもしれませんが)

赤矢印:左目ピント調整
黄矢印:右目ピント調整
青矢印:目当てリング(右目側) ※左目側のリングは出ていない状態

 

右目のピント調整がやり辛かったかな。

 

まとめ

私の場合はストラップが無いということで緊急避難的な利用に留まりそうですが、劇場内でオペラをレンタルできるのはとても有り難いサービスだと実感しました。
劇場が用意しているだけあって問題ありません。
倍率もこれで十分だと思います。(ご贔屓の方の顔をアップで見たいなら8倍だと厳しいです)
ネックになるのはレンタル独特の個体差とストラップが無いことだけ。
それても気にならない方ならレンタルオペラも十分アリです。
料金も手頃なので、購入前の実際の観劇でのお試しと考えて利用するのも良いと思います。

但し、回数を観られる方は購入したほうが絶対にお得です。
個体差があるのが嫌、もっと倍率が欲しい、もっと明るく、とかなら購入する以外にありません。

初めてのマイオペラの購入を考えている方は、一度レンタルしてみることをお勧めします。
お勧めというより必須ですね。
先ず、レンタルオペラの倍率でどのように見えるか自分の目で確認することが大切です。
それを基準にして購入するオペラの倍率を決めましょう。
※倍率が大きくなるほど、暗くなる、視界が狭くなる、手ブレが酷くなる、目標を探しにくくなるなど見辛くなることを覚悟しましょう。(私は舞台観劇なら8倍で十分。寧ろ明るさのほうが大事)

明るさ(対物レンズが大きいほど明るい)は予算と相談して決めましょう。
レンズが大きくなると値段が高く、重量が重く、サイズが大きくなります。

 

それでは、また〜

 

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