どうも、
そむくくです。
この作品、観たことは無くてもタイトルだけなら聞いたことがある人も多いのではないかと思います。
50年近く前の作品なので映画館で観ようと思っても何かのイベントで上映されるくらいで、普段はなかなか観ることは出来ません。
私は子供の頃に地上波で観た記憶はあるのですが、ラストのトロッコのシーンくらいしか覚えていなくて、この機会を逃すと今度はいつ観られるかわからないってことで慌てて観てきました。
いや〜いい映画だったなあ ( ´∀`)b
で、観終わって思ったんですが、
ビージーズが歌うメロディ・フェアのシーンとか、ラストのトロッコで走り出すシーン見て、
あれ?こんなだったかなあ…
って全く思い出せなくて、この作品今日始めて観たかもしれない(笑
でも、トロッコで逃げるとか主演のマーク・レスターがめっちゃ可愛いとかは
そうそう、これこれってなったんですよね。
ひょっとしたら映画を見たんじゃなくて雑誌かなんかで見て知ってただけかも。(多分これ)
まあ、どっちでもいいや。
観てよかったってことには変わりないからね。
この作品で見られるのは、
成長、友情、恋(初恋?)、大人への抵抗
誰もが通る光景なんですけど、それだけで終わるのは勿体無い。
この作品にあるもう一つのテーマは、
子どもたちが問いかける「なぜ?」に大人はどう答えるか
その中で最も大きな問いが、
なぜ子供どうしの結婚に大人は反対するのか
この問いの答えに向かって作品は急展開して行くんですね。
結婚したいと訴える子供2人を目の前にして大人はどう答えるのか
ここが見所の一つです。
私的には「まあ、そうなるよねえ」なんですが、もっと言うと「構成の上手さにやられた」ですね。
この構成の上手さがラストに繋がってます。
これは映画を観てのお楽しみという事で。
主要な登場人物が3人いるんですが、この3人が素晴らしい。
- ダニエル(マーク・レスター)
- メロディ(トレイシー・ハイド)
- オーンショー(ジャック・ワイルド)
ダニエルとメロディの無垢さが際立っているのでどうしても2人に注目してしまいがちですけど、人間的魅力という点では何と言ってもオーンショー。
3人の中で彼だけ家族と一緒にいるシーンが有りません。
孤独なんですよね。
彼の一番の友達がダニエル、そのダニエルとメロディの距離が近くなるに連れて、オーンショーの心情と行動がどう変化していくかも見所です。
まとめ
とってもいい映画、どの世代でも素直に受け入れられる作品だと思います。
デートに最適 (*´∀`*)
ビージーズの音楽が素晴らしいので、是非映画館で観てほしい作品です。
もう、メロディ・フェアのシーンは感激的に美しいですから。(私見)
懐かしい日々にいっときだけ戻るのも良いものですよ。
それでは、また~