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映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、ストーリーは残念でも怪獣は見応えタップリ

 

どうも、
そむくくです。

この作品は目で楽しむ作品、怪獣バトルを観る作品でした。(分っちゃいたけどホントにそうでした)

ということで、ネタバレ関係なくいきます。

 

ストーリー

あまりにトンデモな内容で、ストーリーを楽しむってものじゃなかったです。

正直言って、理解不能でした。

この人達は一体何を言っているのだろうって。

とてもついて行けねぇぜと。

ネタバレも何も有ったもんじゃない。

頭で考える作品ではなくて、実際に見ないと楽しめないのでネタバレしても問題なし。

 

ということで1つネタバレ。

渡辺謙が演じる芹沢博士が死んじゃいます。

最近(最近でもないか)のハリウッドによく見られる自己犠牲ってやつ。

別に死ぬのはあんたじゃなくてもエエやんって状況なんですけど、

悲しいかな、渡辺謙以外に主要キャラが居ないのよね。

彼が死なないとドラマにならないのよ。

それくらい登場人物に魅力が無いの。

魅力があるのは怪獣だけ。

怪獣が主役なんですよ。

だからストーリー展開がこじつけで訳ワカメになるのね。

ストーリーなんて気にしなくても何も問題ありません。

 

大迫力の映像

これは圧巻。

LEGENDARY(レジェンダリー・ピクチャーズ)が制作すると、CGだけは本当に見事なものが出来ますね。

まあ、ストーリーを楽しもうとしても映像大迫力なので、そっちに神経を取られてしまってストーリーなんかどうでも良くなってきますよ。

ただ、レジェンダリーが作るCGは殆どが夜のような暗い環境のシーンになるところが残念かな。

明かりが暗すぎて時々何をやっているのか判らない事もあるし。

その代り、光を使った演出が映えるといったメリットもあるわけで、今回はゴジラの感情表現(起こってるとか)にも活かされてましたな。

 

怪獣

出てくる主な怪獣それぞれを見ていきましょう。

 

ゴジラ

前作もそうでしたが、マッスル&マッスル。

太い首に太い腕、やっぱりハリウッドは筋肉こそ至高なんでしょうか。

今作の悪役はキングギドラなので、人類を救うためにギドラと戦っている様に見えてるようで実際には太古からギドラと戦ってて、言わば天敵の関係。

クライマックスは、芹沢博士から彼の命と引き換えにパワーをもらって、しかもそのときに「さらば、我が友」と言われたからか、彼の弔い合戦の様にも見える演出。

如何にもハリウッド好みの展開。

一度ボロボロに負けた後、二度目に大逆転、こいう展開観たことありますよね。

そうです、「ロッキー」です「ロッキー」

「ロッキー」とまんま同じ高揚感。

スタローンもまさか自分が将来ゴジラになるとは思わなかったろうなあ。

 

 

キングギドラ

強え〜。

ゴジラをフルボッコにした。

やっぱり悪役はこうでなくっちゃと思わせるほど憎々しくて強い。

巧いなーと思ったのが、3つ有る頭が3つとも良い仕事してるんですよ。

遊んでいる頭が1つも無い。

こいつが3本の首を立てて出てくると、キターーーーーって感じがして盛り上がります。

ゴジラとのタイマン激突は見応えタップリです。(主演と助演ですな)

 

ラドン

劇中ではロダンって呼ばれてた。(字幕はラドン)

ギドラにあっさり負けてギドラの味方になるっていう、強いものに従うヘタレなんですけど、ギドラに負けるまでは強いやつでした。

ギドラに出会うまでが天下でしたな。

 

モスラ

こいつは最初からゴジラの味方。

傷ついたゴジラを癒やすような神秘さがある反面、可愛そうな役回りでね…

ギドラが吐く光線を正面からまともに受けて、羽が焼けてボロボロに…

思ってもみなかった展開に「頑張れー、モスラァァァァーーーーー」みたいな(笑

 

まとめ

制作陣のゴジラ大好きってのがビシビシ伝わって来るんですよね。

こういうの嬉しいよね。

映像だけじゃなくて、音楽の使い方もね。

ここって所でオリジナルの音楽を使ってくる、琴線に触れまくりです。

本編だけじゃなくてエンドロールもそう。

ストーリーはアカンけど、映像は良いですよ。

前作よりも圧倒的に楽しめました。

 

おまけ

確か、ゴジラは次回作でキングコングと戦うんですよね。

こんなのと戦わされるコングの身にもなってみてくださいよ(泣

 

 

 

どうやってゴジラに勝てってか?

身長差も結構あると思うのよ(いらぬ心配)

筋肉だけならコングも負けてないかもしれないけどさ。

肉弾戦か?

ひょっとして、炎でも吐くようになる?(笑

それとも、新しい共通の敵でも現れるんでしょうか。

興味津々、次回作が楽しみです。

 

多分こうなるだろうなぁ

 

それでは、また〜

 

 

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