オリジナル版(1977年制作)を
観たことは間違いないのだけど、そのストーリーは全く記憶に無く、なんだか赤(ピンク?)だったよな、という印象程度。
ということで新作を観る気分で映画館へ。(観に行ったのは1/27)
で、観てみると…
始まってまもなく睡魔襲来。
これはマズイと思ったものの眠気に勝てず、ろくに台詞(字幕)が入らないまま第2幕に突入(全体は6幕(だったかな)+エピローグという構成)。
たまに覚醒したところでため息つきながら、つまらんなぁ(言いがかりもいいとこw)と思いながら観ていたところで、
いきなりのオカルト展開
主人公がダンスを始めると、別室にいる女性がそれに合わせて操り人形化のように動き始めて、
関節が曲がっちゃ行けない方向に曲がるわ
目に見えない圧力で骨が折れわ
骨の折れる音がバキバキとリアルに響き渡るわで
ここで眠気が吹っ飛んだ(地味に有りがたかったよ)
このままラストまで無事に観劇。
結局どうだったのよ(ネタバレあり)
もう、わけがわからない
魔女とか、超常現象というか、その類いの物はチョット…
なんというか、何でもありに出来るところが苦手。
ホラー映画なんだけど恐ろしさは全く感じなかったな。
だって、わけがわからないしw
ストーリーを超意訳すると、
とあるバレエ団がありまして、そこを運営しているのが数人の魔女達。
加えて、そこの地下室(?)には自分を魔女の母と言っている魔女がいる。
(これであってるよね?3人の母ってのが出てくるんだけど、もう意味不明で…)
そのバレエ団に1人の女性が入団。
自分を魔女の母と言っている魔女がこの女性を「新しい体」として利用しようとするも、逆に魔女達が退治されてしまうという話です。
実はこの女性こそが本当の魔女の母(聖母マリアとも考えられる)でしたってオチ。
退治するときに見た目がグロテスクな魔女の使い?みたいなのが出てくるんだけど、解釈は観客に丸投げなので、
こいつ何?
ってなって混乱さらに倍。
この作品は単純そうに見えて、実際は魔女退治だけじゃ無くて弱者救済の話(ここの背景が複雑)でもあって複雑です。
弱者救済(大逆転)に注目してみるとクライマックスは気分爽快(でも血飛沫が…)かもしれません。
わけがわからなかったのに何故こんな事が言えるのかというと、私が観た上映回はイベント上映で、上映後に映画評論家の町山智浩さんがゲストに来て解説してくださったから。(もっと詳細な話だったけど、詳細すぎてとても書けない)
観るときは、男性老医師の話と、マルコスという名前に注目すると良いです。
観る度に理解度が増してきて面白くなるタイプの作品だとおもうけど、自分はもういいや。
んじゃ、また!